市長からのメッセージ

市長の井澤です。

このページでは、市政や我がまちに関することを皆様へ発信したいと思います。

令和6年4月　新年度にあたって

令和6年第1回定例会で表明しました施政方針から、一部抜粋してご紹介します。

 

○市制施行60周年と新庁舎への移転を契機とした更なるにぎわいの創出

今年度は、昭和39年11月の市制施行から60周年を迎えます。この節目の年を迎えるに当たり、様々な記念事業を通じて、本市の魅力を再確認し、多様な視点によりまちの新たな魅力を創出しながら、次世代にも誇れるまちとして進化してまいります。

また、「国分寺の現在から未来へ」をテーマとした市制施行60周年記念市勢要覧を発行し、市制施行50周年から大きく変化のあったこの10年間を振り返るとともに、これからの国分寺市の更なる発展を願い、幅広い世代に市の魅力を伝えてまいります。

さらに、古代から近現代までの歴史を詳細に記した現存する市史3巻を踏まえつつ、「国分寺市」が誕生してから昭和、平成の時代を経て令和に至るまでの歩みを振り返り、未来に向けての道標を示すため、市史編さん事業に本格的に着手いたします。

今年度は、60年ぶりとなる市庁舎の移転が控えています。防災機能の強化や行政サービスの向上はもちろんのこと、更なるまちの発展に寄与すべく、職員と共に新しい国分寺市の礎(いしずえ)を築いてまいります。

 

○未来につながる持続可能なまち

今年度は、『国分寺市ビジョン後期実行計画』の4年目、『国分寺市総合ビジョン』の8年目に当たります。計画の最終年度であることを踏まえ、『国分寺市ビジョン』で定めた未来のまちの姿である「魅力あふれ ひとがつながる 文化都市国分寺」の実現に向けて、施策・中心事業を着実に実行するとともに、SDGsのゴールを念頭に置きながら、各施策の推進を通して、持続可能なまちづくりを進めてまいります。

また、本市を取り巻く急速な社会環境の変化を的確に捉えつつ、市民等と共に、次の8年後の国分寺の姿を描きながら、『第2次国分寺市総合ビジョン』の策定を進めてまいります。計画の策定に当たっては、重要な政策基軸の両輪としてDXとGXを位置付け、市の政策全体に浸透させ、さらには、職員一人一人の知識や理解を深めることにより、持続可能な行財政運営を一層加速させてまいります。

 

そのほか、主な取組としましては、

（1）安全・安心で強靱なまち

（2）市制施行60周年を契機とした更なるにぎわいの創出

（3）新庁舎における行政サービスの更なる向上

（4）すべての人を大切にするまち

（5）誰もが安心して暮らせるまち

（6）駅前整備を核とした活気あるまち

（7）安全で快適なインフラの整備

（8）うるおいと安らぎのある環境の整備

（9）子どもを育み、みんなで支えるまち

（10）持続可能なまちづくり

（11）未来につながる市政運営

（12）令和6年度予算と財政運営

について、進めてまいります。

 

最後に、新庁舎への移転を機に、職員一人一人が行動変容と意識改革を起こし、将来想定される少子高齢化・人口減少といった大きな社会環境の変化にもしなやかに対応することにより、本市が持続可能な自治体として在り続けることが可能になると考えます。また、これまでの歴史を受け継ぎながら、市制施行60周年という節目を新たなスタートの年と位置付け、個性が輝くまち、選ばれるまち、市民が誇れるまちとして国分寺市をより魅力的なまちとして次の世代へ引き継いでいくことが、私たちに課された大きな使命の一つであると考えます。

このことをしっかりと念頭に置き、国分寺市民の生命と財産を守るため、職員一丸となって全力を尽くしてまいります。

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