国分寺市・国分寺消防署合同総合水防訓練
ページ番号 1000420 更新日 平成31年4月26日
令和元年度国分寺市・国分寺消防署合同総合水防訓練
5月26日(日曜日)市立第二中学校にて行ないます
集中豪雨や台風などが発生する時期に備えて、国分寺消防署と合同で水防訓練を行ないます。
この合同水防訓練は、国分寺市、国分寺消防署のほかにも国分寺建設業協会などの災害協定団体や地域の自治会などが連携して水防工法の技術を高め、水防体制を万全に期すことを目的に毎年実施しています。
訓練では、市・消防団・消防署による各種水防工法の実演のほか、住宅内への浸水を防ぐプランターなどを活用した簡易水防工法や土のう作成を実施する予定です。
日時
令和元年5月26日(日曜日)午前9時30分から11時
会場
市立第二中学校(本多1-2-17)
参加機関
国分寺消防署、国分寺市消防団、国分寺建設業協会、国分寺市建築組合、国分寺市管工事組合、東京土建一般労働組合小金井国分寺支部、国分寺防火女性の会、泉町三丁目地区連合自治防災会、本多連合町会、東京消防庁災害時支援ボランティア
今までの国分寺市・国分寺消防署合同総合水防訓練の様子
土のう作成
積土のう工法では大量の土のうを使用するため、消防署、消防団、市職員、建設業協会、建築組合、管工事組合、東京土建一般労働組合・防災会などにより土のう作成が行なわれました。土のうは、25キログラム程度の砂をスコップで土のう袋に入れて作成します。
積土のう工法
積土のう工法は、防水シートや土のうを用いて、河川から溢れる水を防ぐ最も基本の工法です。
土のうを積む高さは水かさによって違いますが、通常2段から3段で行ないます。2段以上になる場合は、控え土のうを積んで水の漏れを防ぐほか、杭を打ったり、竹をさし編みこんで補強します。さらに土のうの継ぎ目には土を埋め込み踏み固めます。
また、改良積土のう工法は、防水シートを併用する工法で積土のうから漏水を防ぐため、設置場所に防水シートをあててその裏側へ土のうを必要な高さに積み、控え土のうを積んで補強する工法です。
改良積土のう工法
鋼杭と防水シートを使って、積土のう工法を改良・強化したものです。堤防から水があふれることを防止する対策として重視されています。
連結水のう工法
連結水のう工法は、特殊ゴムを加工した布で作った折りたたみ式の水のうを使用します。形は断面が台形状の長方形で、堤防の上に置き、中に水を入れて、堤防から水があふれるのを防ぎます。 従来の積み土のう工法と比べると保管、搬送が簡単なうえ、土砂などを使わず現場に大量にある水を使うので、人員、労力を大幅に軽減できる利点があります。また、いくつでも組み合わせ長くすることもできます。
マンホール噴出防止工法
短時間に大量の雨が降ると、地面が舗装されているため水は一気に下水道に流れ込みます。下水道では大量の水を排水しきれずマンホールから水が噴出します。このような場合、マンホールの周りを鋼板などで囲って、水のあふれ出るのを防ぎます。訓練では土のうを使用した基本工法とコンパネを活用した工法を実施しました。
コンパネを活用したマンホール噴出防止工法
小金井警察署と連携訓練
警視庁オフロード白バイの先導により、市の水防対策班が出場する訓練を行ないました。
小金井警察署では国分寺市の要望に基づき連携して活動を行ないます。
住宅浸水防止工法
訓練では住宅への浸水被害を防ぐために、防災機関が使用する大がかりな資機材を使用することなく、身近なものを使用して各家庭でできる工法を市民の皆さんに体験していただきました。また、本多連合町会・泉町三丁目連合自治防災会の皆さんには、消防署から搬送した連結水のうにD級ポンプを活用し水を入れて住宅への浸水を防止する工法を行なっていただきました。
土のうを使った浸水防止のほかに、プランター、ポリタンク、脚立等など、各家庭にあるものを活用して家屋への浸水を防止することができます。
止水体験コーナー
ボートによる救出救助訓練
消防小隊による浸水建物からの救出救助訓練が行なわれました。
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