平成29年度健全化判断比率

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ページ番号 1019678  更新日  平成30年11月26日

平成29年度健全化判断比率を公表します

本市は早期健全化基準の範囲内

   地方自治体の財政問題に対応した法律として平成19年6月に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律が公布され、財政健全化に係る各指標を、監査委員の審査を経て議会に報告し、公表することが義務づけられました。

  平成29年度決算における健全化判断比率は、昨年同様に4つの指標すべてで早期健全化基準の範囲内でした。しかし、算定された各比率は、あくまで法律上、全国統一の基準で地方自治体の健全度を測る財政指標の一つであり、財政の早期健全化や再生の観点から、市の財政の実態を明らかにするためのルールにすぎず、早期健全化基準を下回れば財政運営上問題がないということではありません。

  臨時的な支出にどれだけ柔軟に対応できるかという指標である経常収支比率は、94.6%と前年度と比較して1.7%悪化しました。多摩26市の中では、上位から21番目の数値となりましたが,適正水準は70~80%台とされているため,財政が依然として硬直傾向にあることを表しています。

 普通会計の市民1人当たり市債現在高は16万4千円で、前年度より5千円下がり、多摩26市平均19万7千円よりも低い水準となりました。全会計の市民1人当たり市債現在高は、23万8千円となっています。

 一方で、市の貯金である基金残高は国分寺駅北口再開発ビルの保留床売却に伴う歳入を活用した積み立てを行ったことで、前年度と比較し大幅に増加しました。普通会計の市民1人当たりの基金残高は9万3千円で、26市中7番目の数値となりました。

  健全化判断比率や経常収支比率などの数値だけでは、自治体の正確な状況を把握することはできませんが、改善に向けて適切な財政運営に取り組んでいきます。

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