平成28年10月 市政近況報告

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ページ番号 1015031  更新日  平成29年1月11日

平成28年10月 市政近況報告

平成28年10月 市政近況報告

市民体育大会市長写真

平成28年度も上半期が経過し、本年第3回定例議会も9月30日をもって終了いたしました。

今議会では平成27年度決算についての審議がおこなわれ、一般会計をはじめ特別会計を含む8会計すべてが認定となりました。平成27年度は、財源不足を補うための新たな借金をせず、かつ貯金にあたる基金を上積みすることができました。また決算剰余金により平成23年度に東日本大震災を受け緊急対応の資金確保のため取り崩した庁舎建設基金に、今回3億円を上積みし約19億円を復活設置することができました。そして経常的な支出を余儀なくされる経常経費の占率を引き下げることができ、基金の増加とともに財政の硬直化を軽減することができました。就任以来進めてきた財政再建の第一歩がやっと踏み出せた感があります。

そうした状況を踏まえ今後は、平成20年度に築44年が経過し耐震に問題があり取り壊した庁舎の課題に取り組もうと思います。この間分散庁舎とプレハブ仮設庁舎のため市民の方々にご不便をおかけしております。また昨今の震災において問題視されている災害時における庁舎の役割を再確認する時期と考えます。災害時に対策本部となれる頑強な庁舎、市民の避難場所や災害医療本部を擁する場所が確保されるなどの諸条件を考慮しつつ検討に入りたいと思います。ただし高齢者の増加に伴う医療費増大や子育てに関わる対策などの扶助費、可燃ごみ焼却施設建設を含むインフラや公共施設整備費用などがあり、依然厳しい財政運営は続きます。

最近各自治体で問題になっている保育園の待機児童への対応ですが、当市においては29年度当初までに4施設増274名の定員増を計画しています。また狭隘状況にある学童保育所の拡充についても、今年度開設分を含め125名の定員増を予定しています。

さまざまな取り組みを通してまちの魅力を発信し、活力あるまちづくりを目指します。

今後とも市民サービスを低下させることなく、将来にむけた安全安心のまちづくりにまい進してまいります。

このページに関するお問い合わせ

総務部 秘書課 秘書担当
電話番号:042-325-0111(内線:401) ファクス番号:042-325-1380
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