帰宅困難者対策

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ページ番号 1002450  更新日  令和4年6月13日

東京都帰宅困難者対策条例

 平成23年3月11日の東日本大震災では、鉄道などの運行停止により、国分寺市内でも国分寺駅、西国分寺駅に約600人の帰宅困難者が発生しました。

 首都直下地震など大規模災害が発生し、鉄道などの公共交通機関が当分の間、復旧の見通しがない中、多くの人が帰宅を開始しようとすれば、火災や建物倒壊などにより、自ら危険にさらされるだけでなく、発災後に優先して実施しなければならない救助・救援活動などに支障が生じる可能性があります。

 こうしたことから都は、「自助」、「共助」、「公助」の考え方に基づき、帰宅困難者対策を総合的に推進する条例を平成24年3月に制定し、平成25年4月から施行されました。

 この条例により、大規模災害時は、家族に会えるまでに時間がかかることが予想されます。災害に備えて、各家庭で連絡方法の確認をしてください。

災害伝言板171

 「災害用伝言ダイヤル」は、大規模な災害が発生した際に、被災地域内やそのほかの地域のかたがたとの間で「声の伝言板」の役割を果たすシステムです。
 被災地のかたがたが録音した安否情報などを、そのほかの地域の親戚や友人が、全国に設置された「災害用伝言ダイヤルセンター」を通じて再生することができます。
 伝言の録音・再生は被災地のかたがたの自宅の電話番号を使って行ないます。

 「171」をダイヤル後、ガイダンスの指示に従い利用してください。利用にあたっての事前の契約は必要ありません。
 

災害伝言ダイヤルイメージ図

各種携帯電話会社によるサービス

 携帯電話を利用した災害用伝言板サービスがあります。詳しくはご利用の携帯電話会社に確認してください。

帰宅困難者一時滞在施設

帰宅困難者一時滞在施設の基本的な考え方

  • 緊急避難場所に誘導された駅周辺の滞留者や路上等の屋外で被災した外出者のうち、徒歩帰宅が可能になるまで待機する場所がないかたを一時的に受け入れる施設として、帰宅困難者一時滞在施設を開設します。
  • 帰宅困難者一時滞在施設の受入能力には限りがあるため、受け入れる際は互いに譲り合うことを帰宅困難者に伝え、状況により災害時要配慮者(高齢者、乳幼児、障害者、妊産婦など)を優先的に受け入れます。
  • 帰宅困難者一時滞在施設の多くは二次避難所との兼用であることから、帰宅困難者一時滞在施設としての活用は最長3日間とします。

避難の流れ

【緊急避難場所】
No. 対象駅 施設名 所在地
1

JR国分寺駅

西武鉄道国分寺駅

都立殿ヶ谷戸庭園西側公園 南町2-16
2

同上

早稲田実業学校 本町1-2-1
3 JR西国分寺駅 泉町多喜窪公園 泉町3-5-18

 

【帰宅困難者一時滞在施設】
No. 対象駅 施設名 所在地
1

JR国分寺駅

西武鉄道国分寺駅

本町・南町地域センター  南町3-21-1-101
2 同上 cocobunjiプラザ 本町3-1-1
3

同上

本多公民館  本多1-7-1
4 JR西国分寺駅 いずみホール  泉町3-36-12
5 JR国立駅(北口周辺) ひかりプラザ203・204会議室  光町1-46-8
6 西武鉄道恋ヶ窪駅 恋ヶ窪公民館  西恋ヶ窪4-12-8

 

災害時帰宅支援ステーション

東京都を含む9都県市では、帰宅困難者対策として大地震が発生した場合、災害時帰宅支援ステーションを設けます。ここでは、水道水やトイレの使用など、可能な範囲で協力をしていただけるようになっています。詳細は下記をご確認ください。

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このページに関するお問い合わせ

総務部 防災安全課 防災担当
電話番号:042-325-0111(内線:220・373) ファクス番号:042-326-3624
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。