現在位置:  ホーム > くらしの情報 > 障害者支援 > その他 > 高次脳機能障害 > 高次脳機能障害について


高次脳機能障害について

ページ番号 1001673
更新日  平成26年9月15日

高次脳機能障害とは

 「高次脳機能障害」とは、脳卒中などの病気や、交通事故や頭部のケガなどで、脳が部分的に損傷を受け、記憶や言語、注意などの機能に障害が生じた状態を言います。外見からは、障害のあることが分かりにくいため、日常生活や社会生活を送るにあたって支障をきたすことがあります。

高次脳機能障害の特徴

  1. 脳が損傷されたことにより、心身ともに疲れやすい。
  2. 症状や回復の程度はひとりひとり異なる。
  3. 退院後など、日常生活に戻ってから症状に気づくことがある。
  4. 本人が症状に気づかないことがある。
  5. 複数の症状が起こることがある。
  6. 症状以外は普通である。
  7. 半年から年単位で改善する。(そのあいだ、自分の能力の少し上のレベルに向けて努力すると脳血流が増えて改善する。)

主な症状と対応

注意障害

注意障害イラスト

集中することが難しくなったり、注意する方向の切り替えが難しくなったりすることがある。周囲のことに気が散ったり、作業に集中できなくなったりすることがある。


症例

周囲のことに気が散る。作業に集中できない。

対応例

落ち着いた環境で作業を行う。作業はひとつずつ行う。
 

 

記憶障害

記憶障害イラスト

 新しいことを覚えたり、少し前の出来事や予定を忘れたりすることがある。自分が忘れたということに気がつかないことがある。自分が忘れるということに気がつくと、何度も同じことを聞き返してしまう集中することが難しくなったり、注意する方向の切り替えが難しくなったりすることがある。周囲のことに気が散ったり、作業に集中できなくなったりすることがある。


症例

少し前の出来事や予定を忘れる。何度も同じことを繰り返して聞き返す。

対応例

(本人が記憶障害で困っている場合は)スケジュール帳などをつけて、過去の出来事や今後の予定を確認する。 

 

【行動と感情の障害(欲求や感情が抑えられない場合)】

行動と感情の障害イラスト

 感情・意欲・行動をコントロールすることができなくなることがある。


症例

判断自体はできるが、それを踏まえて周囲の状況に合わせた対応ができないことがある。

対応例

感情のコントロールが難しそうな時、話題や場所を変えて本人が落ち着くのを待つ。

 

遂行機能障害

遂行機能障害イラスト

物事や行動を計画したり、順序立てて行うことができなくなったりすることがある。


症例

手順をひとつひとつ言われないとできない。状況に応じた優先順位がつけられない。

対応例

事前に物事の手順を書き出してから行う。手順が簡単なことから行う。 

 

失語症

失語症イラスト

判断力や思考力は変わらないのに、会話の内容が理解できにくくなり言葉が出にくくなることがある。(右片麻痺の人が多い)


症例

話の内容が理解できにくい。頭で考えている言葉と違う言葉が出てきてしまうことがある。

対応例

話しているときは急がせずに待つ。「はい」、「いいえ」で短く答えられる質問をする。 

 

左半側空間無視

左半側空間無視イラスト

視力に問題はないのに、目にしている空間の左半分に気がつきにくくなることがある。(左片麻痺の人が多い)


症例

左側の物に気がつかずにぶつかる。食事の左半分を食べ残す。

対応例

無視のない右側から声をかける。食事などは気づきやすい体の右側に置く。 

 

【行動と感情の障害(意欲がわかない場合)】

感情・意欲・行動をコントロールすることができなくなることがある。


症例

自分から行動を起こそうとしない。

対応例

今できること、興味を持ちそうなことから始める。 

 

【失行症】

使い慣れた道具がうまく使えなくなることがある。

症例

よく使う道具(歯ブラシ、はさみなど)がうまく使えない。(使い方がよく分からない。)

対応例

できないところは手伝い、本人ができるように繰り返し練習する。 

 

【半側身体失認症】

身体の片側(麻痺側)がきづきにくくなx。

症例

麻痺している手足を自分の体だとして気にかけないことがある。

対応例

根気強く麻痺している手足を、本人に確認してもらう。 

【地誌的障害】

場所が分からなくなるなどのことがある。

症例

よく知っている場所や道で、迷子になってしまうことがある。

対応例

本人が行動できる範囲を家族等が知っておく。連絡先やGPS付携帯電話をもってもらう。 

高次脳機能障害者への支援

お気軽にご相談ください。

 医療費の助成が受けられたり、家にヘルパーが来てくれたり、仲間につながる活動場所に通えたりするなどのサービスがあります。「こんなことに困っている…」「どんなサービスが使えるのかな?」というようなご相談は、現在かかっている医療機関の相談窓口や、下記の窓口までお尋ねください。

名称 電話 所在地
市障害者相談室 042-325-0111内線343 戸倉1-6-1
市健康推進課 042-321-1801 泉町2-3-8(いずみプラザ内)
地域活動支援センターつばさ 042-321-1136 泉町2-3-8(市障害者センター内)
地域生活支援センタープラッツ 042-359-2440 南町3-4-4
地域活動支援センター虹 042-324-7475 戸倉4-14(福祉センター内)

 

高次脳機能障害に関するパンフレット

 パンフレットは、市障害者相談室と市障害者センターで配布しております。

PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページについて、ご意見をお聞かせください。

このページは、みなさんのお役に立ちましたか。評価してください。

ご入力時の注意事項

  • 回答が必要な問い合わせなどは、下にあるお問い合わせの専用フォームをご利用ください。
  • 丸付き数字などの環境依存文字は、正しく表記されない恐れがありますので、使用しないでください。

よりよいコンテンツ作成のため、参考にさせていただきます。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 障害福祉課 生活支援係
電話番号:042-325-0111(内線:344) ファクス番号:042-324-6831
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。