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陳情第25-9号 (仮称)新町樹林地へのビニールハウスを設置しないことを求める陳情

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更新日  平成26年9月14日

陳情第25-9号
(仮称)新町樹林地へのビニールハウスを設置しないことを求める陳情

受理年月日 平成25年9月26日
提 出 者 国分寺市新町一丁目18-11
          市川 しげ  署名数9名 
陳情の要旨
【経過について】
 平成25年1月9日付で「市有地の一部を障害者の働く場として使用することの説明会を行います」というお知らせが投函されました。
 1月15日の説明会の参加者は2家族3名にとどまりました。前夜の大雪が路上に積もったままの寒い夜だったことか、もしくはなぜか新町地区の最寄りの並木公民館でなく光公民館だったことか、また、図で示された場所が樹林地の北部ごく一部に限られており、樹林地というより従来から近隣の方が花畑として手入れしていた場所と容易に察することができ、「季節に合わせた農作物や草花、ブルーベリーなどを栽培して…」と書かれていたので、変化ないと思われたことも一因かもしれません。
 説明者側は市の部長、課長、庶務係とNPO法人オハナの方がいらっしゃり、課長が「新町えのき会84世帯にお知らせを投函しました」「今回は緊急避難的に支援が必要で、寄附された樹林地・市の普通財産である所の一部で就労支援を行うため、一部種別を行政財産に変更しました」と説明がありました。
 参加者の質問の中で「今日配布の図面にはビニールハウス設置とあるが」、「いつからか」との問いには、「はい。かまぼこ型の」「この説明会が終わったら、まもなく、今から…というか明日から」との答えがあったとのことです。
 また、参加者より「市民はこの樹林地の樹木を大切なものと考えている。ぜひ樹林を残していただきたい」等の意見に対し、課長は「他の部分、全体的な計画、利用については森林を残して市民の憩いの場となるよう、平成24年国分寺市農業・農地を活かしたまちづくり推進計画もあり…」との説明中に、部長より「白紙でしょ。市全体のものとなっていない」とロを挟まれ、続けて課長は「全体的な利用はこれから…植木組合と協議し…」とのお答え中、再度部長が「この当該地のみ普通財産から行政財産に既に切り替えたが、残りの樹林地の部分、全体像につきましてはこれからの検討で、まだ市内部の検討は進んでいません。皆さんのご意見を賜りながら進め、今日現在は一部の利用の説明であります」とのやりとりがあったとのことです。
その後、平成25年1月29日付で「皆さまにお知らせした樹林地の一部をNPO法人Ohana(オハナ)に利用させるにあたり」というお知らせが投函されました。
【地域の声として】
 まず最初に、樹林地にビニールハウスが建つことを説明会の後、1月29日のお知らせで知った方もいますが、設置されるまで知らなかった方もいます。説明会のお知らせのときとは異なり、自治会全体にお配りいただいていないのです。だから、ビックリしたという方も多かったです。
 そして、説明会のように「緊急避難的に支援」という当該地域への進出・利用において、既に樹木が2本切り倒されましたが、そのことについては何らどの場面においても説明がありません。
 加えて、地域全体の人々が最大に驚愕したことは、当該地の一部のみの利用だけと説明したことが100%事実と異なることです。そのことは、法人から昨年8月付で(仮称)新町樹林地の市への寄附部分全体に進出したい旨の計画書が提出されてもおりますし、また、平成24年9月の第3回市議会定例会会議録や、9月11日厚生委員会での資料に「市の財産を有効利用させて永続的に…(仮称)新町寄附樹林地を当該法人に利用させていけるよう庁内調整を行っている。」とも記されております。
 このことは、説明会で部長が言ったように「白紙」「内部の検討が進んでいません」は全くのでたらめであったことがわかりました。法人の方もいらっしゃりながら、樹林地全体に進出したい旨もおっしゃられませんでした。
 あまりに市は不誠実であります。なぜなら、現在、法人がご利用になっている土地(戸倉)は、来年3月に返還しなくてはならないと聞いております。市はまた来年になって、今年と同様、また「緊急避難的に」とおっしゃるのでしょうか。
 緊急どころか恒久的ではないでしょうか。我々は緊急にならないよう、地元地域からの意見としてビニールハウスの設置を取りやめるよう求めます。
 その理由としては当該樹林地とビニールハウスを設置することは、両立共存し得ないと考えます。まず第一には、景観的にであります。現在、移設された小さいハウスですら高さ2m93cm、長さ13m60cm、幅5m14cm。大きいほうとなれば高さ4m30cm、長さ17m18cm、幅7mもあるのです。2階建て位の高さが視界を遮り、樹林地としての景観は全く存在し得ないといえます。
 第二に、機能的にであります。近隣の農家の方が今回設置されたビニールハウスを見て、雑木林の樹木は通常でも枝落ちがよく起こり、台風・強風となればさらに枝が落ち、ビニールを突き破ると言ってました。昔、自宅の屋根が樹林から離れていても破損を受けたとのことです。また、ビニールハウスは常に太陽の光を必要とするはずです。夏に向かって生い茂る雑木林の樹木を相当切り倒さない限り、機能的にも両立共存されないはずです。だから、今回ハウス敷地外の樹木も2本切り倒されてしまったのではないでしょうか。我々も樹林を伐採し採光を得ようとするのではなく、かつビニールハウス等を設置しないならば、理解する部分はあります。
 また、昨年の8月には法人によって寄附樹林地全体の樹木にマーキングがなされました。このこと自体、既に法人が樹林地全体への進出ありきで、市は何も弁明できないと考えます。そのマーキングによれば100本に及ぶ木を切り倒すマークであるとわかります。もちろん老木化した木は民家の屋根に倒木したこともありました。民家ヘ向かって斜めに伸び過ぎた木の落ち葉が民家の雨どいを詰まらせていることもあります。その点は市で適切に管理されることを望みます。
 そもそも、ご寄附を受けた当該地は昔から「バーベキュー森」や「バーベの森」と呼ばれてきた一部分であり、長年、市民に愛されてきました。春にはウグイスやカッコウのさえずりが響き、第五中の卒業アルバムには毎年写真が載るほど、この地域を象徴する貴重な景観と言えます。地権者の皆さんのご厚意により数十年に渡り保存樹林地に指定され、固定資産税・都市計画税の80%をもって地権者の方に保護していただいてきた長年に渡る政策であったはずです。市民は一定の税の投入で守られてきたこの政策を応援してきました。昔より減ってしまった樹林地の最後に残った2区画のうち、1区画が市に寄附がされ、地域ではこれで永続的に残ると感謝感激いたしました。
 【自治基本条例を参照すると…】      
 今回のような地域に影響を及ぼす政策変更の際には国分寺市自治基本条例「第6条 市は、次に掲げる政策の立案、実施及び評価のそれぞれの過程において参加の権利を保障し、協働を推進します」「(3)市民生活又は地域に影響を及ぼす重要な施策及び制度の導入」「(4)重要な市の施設の設置又は運営に関する方針及び計画の策定」とあります。
 市は、冒頭に記したように法人の施設の一部を緊急避難的に移設と偽り、実は寄附樹林地全体への法人の全施設の移転を検討していながら、法人からは規模拡大までも提起を受け、協議もしながら、1月の説明会では市民を欺き、自治基本条例に反する進め方をしていることは、明らかであります。実は既に法人は行政財産を超えて土地利用をしています。このことも既に樹林地全体に進出ありきではないのでしょうか。これから説明会をやればすぐ法人が利用でき、我々に諦めろと言うなら、説明責任を果たしていないところではなく、受け入れられません。
 このことは当該地権者が今まで畑にせず、保護樹林地として保存していただき、樹林地として寄附してくださったことにも反します。近年、西恋ヶ窪樹林地の買収を進めてきたことにも矛盾します。樹林地は武蔵野の原風景・面影を色濃く残し、我々、市民が次世代に何としても残したい国分寺市の宝であります。市として未来を見据え、政策遂行を行ってください。

陳情事項
1 (仮称)新町樹林地へのビニールハウス設置はしないでください。
2 現在設置したビニールハウスは暫定設置とし、いずれは移設してください。

平成25年9月26日  
         国分寺市議会議長 新海 栄一 様
 

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