陳情第30-6号 国3・2・8号線(新府中街道)の総合的安全対策に関する陳情

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ページ番号 1019781  更新日  令和1年7月1日

陳情第30-6号

国3・2・8号線(新府中街道)の総合的安全対策に関する陳情

 

受理年月日 平成30年12月5日

 

陳情の要旨

昨年3月半ばに一部が交通開放された国3・2・8号線(新府中街道)では,私たちの知る範囲では,これまでに2件の交通事故が発生しています。そのうち1件は死亡事故につながりかねない重大な事例でした。この事故現場であるJR中央線陸橋南側の横断歩道付近を改めて歩いてみると,安全対策が必要な問題点が明らかになりました。例えば,

1 信号機の改善・増設

(1)新府中街道のJR中央線に架かる陸橋の南北2カ所の押しボタン式信号機は,運転者に見えるのは走行車線の信号だけで,対向車線の信号はまったく見えません。それは「片面の信号機」が設置されているからです。

主要道路の大部分では,運転者が走行車線の信号も対向車線の信号も同時に視認できる「両面の信号機」になっています。安全の見地から,この2カ所の信号機も,視認性のよい「両面の信号機」に改める,あるいは中央分離帯に新しく信号機を設置するなどの対策をとるよう求めます。

(2)現在,この2カ所の横断信号は押しボタン式ですが,これを昼間は自動で青と赤が切りかわる「ゆとりシグナル」(経過時間表示機能付歩行者用灯器) に変更してほしいと思います。

(3)新府中街道と国3・4・6号線の交差点において,最近,日吉町交差点方面から東進して右折し,新府中街道に入る車両が増加しており,時間帯によっては混雑が見られます。歩行者の安全,事故防止のため,ここにも日吉町交差点で採用している「右折信号」を導入してほしいと思います。

2 安全標識・看板の設置など

今年1月下旬,青信号で自転車に乗って新府中街道を横断していた男性に乗用車が衝突し負傷させた事故は,一歩間違えば人命にかかわる危険な事故でした。この事故の発生地点であるJR中央線陸橋南側の信号は,北から南へ走る車が陸橋の最高点を通過して左側へカーブしながら下ってきた場所にあるので,平坦の直線道路に比べると非常に見えにくい。

さらに,見落とせないのは,この信号のある横断歩道西側で新たに住宅や商業施設(スーパーマーケット)の建設が始まっていることです。スーパーマーケットが予定どおり来年春に開業すれば,この横断歩道の利用者は大幅にふえると予想されます。

こうした実情に鑑み,前述の信号機の改善・増設に加えて,(1)現存の看板や案内板などについては,安全で見やすい位置へのつけかえを,(2)運転者向けには「前方信号あり」「横断歩道あり」「学童注意」などの標識・看板・表示マークの設置を,(3)歩行者向けには「信号を守りましょう」「左右の安全を確認しましょう」などの看板の設置を求めたいと思います。

(注釈)陳情の要旨における項番(1)から(3)までは、実際の陳情では丸囲み数字1から3までにそれぞれ対応します。

 

陳情事項

一部交通開放されている国3・2・8号線(新府中街道)について,住民の安全を守るための信号機の改善・増設,運転者に注意喚起するための看板の設置など,考えられる総合的な安全対策をしっかり実施するよう東京都など関係方面に要請していただきたく,ここに陳情いたします。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 総務担当
電話番号:042-325-0111(内線:467) ファクス番号:042-327-1426
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