第8回 泉陶生委員

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ページ番号 1020057  更新日  平成31年2月28日

「焦らず、急がず、頑張らず、でも諦めず」続けることを大事にしています

内藤地域センターまつりの様子
内藤地域センターまつりは毎年賑わいます

 今回は、内藤地域センター利用者協議会会長の泉陶生(すえお)委員に、お話を伺いました。

活動を始めたきっかけは何ですか

 定年退職後大病をし、医師から「お酒、ゴルフ、激しい運動、すべてストップ。次の発作が来れば命にかかわる」と注意を受けた後に、地域活動に参加することが体力維持に良いことを知り、内藤地域センターの健康体操クラブに加入しました。センターでは、利用者団体の代表者が利用者協議会を運営しており、体操クラブの代表として協議会に参加したことから、地域福祉の活動を始めることになりました。

やってみた感想を教えてください

 初めは、地域の方々にもっとセンターへ足を運んでいただく方法を模索しました。「あそこに行けば何かおもしろいことがある」「楽しい。また来よう」と思っていただくことを目指しました。年間2つだったイベントを毎年1つずつ立ち上げ、現在は年7回開催し、5月のセンターまつりには1日約1千500人もの来場があります。もちろん自分たちだけでは運営できませんので、多くの方の力を借りています。屋台は値段を上げず自治会の持ち出しなどで出店してくれていますし、同センターの図書運営委員会の尽力で、寄付で集まった5千冊の古本市は、1つの目玉になっています。小さいときに綿あめを食べに来ていた子が、大きくなって本を借りに来ていただけたら嬉しいです。
 また、内藤・日吉地域には老人クラブがなかったのですが、一昨年地元の自治会から連携支援をいただいて、内藤・日吉シニアサロンを立ち上げました。現在、50人弱の会員の親睦・交流の場として、本当に楽しんでいただいています。今後もみんなで納得して楽しめる、間口の広い柔らかい仕組み作りができたら最高だと思います。

地域福祉を進める上で大切だと思うことを教えてください

 地域の活性化は、地域住民が中心になって、自分たちの手で作り上げていくことが最も大切ではないかと感じています。利用者協議会や老人クラブの活動を通じて、地域には大変多くの達人が住まわれていることを知りました。日頃の交流からつながりを持ち、一緒に活動することが不可欠と考えています。自分だけでやるのは大変ですが、誘いに乗ってもらって動き出せば、その方もきっと元気になります。そうすれば、健康寿命も延び、みんながハッピーになれます。
 あとは、焦らず、急がず、頑張らず、でも諦めず続けることを大事にしています。昔は3日以内に済んでいなければ「何をやっているんだ」と言っていましたが、今は機が熟すまで待って、3年位でできればいいと思っています。

このページに関するお問い合わせ

健康部 地域共生推進課 地域共生推進担当
電話番号:042-325-0111(内線:566) ファクス番号:042-325-9026
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。