○国分寺市の農業確立に関する検討委員会実施要綱

平成3年11月6日

要綱第10号

第1 趣旨

国分寺市の農業は地域の特性を活かし、独自の発展を遂げてきたが、本市の農業を確立していくためには、農業者のさらなる努力はもとより、長期的な振興方策に基づく積極的な施策の推進が要請されるところである。したがって、今後の本市農業施策を計画的に育成し、その実現を図ることを目的とし、国分寺市の農業確立に関する検討委員会(以下「検討委員会」という。)を設置し、実施する。

第2 目標

本検討委員会は、第1の趣旨にのっとり、次の事項を推進するものとする。

1 保全する農地の合理的利用の施策、主要作目を農家経営及び作付体系の中に安定的に取り込み、その計画的な生産、産地の育成、整備を図る農地の保全に資すること。

2 主要作目の生産性の向上及び品質の向上を図り、流通の改善、合理化等の推進を通じて、農畜産物の販路拡大をするために、施策を検討する。

3 地域の農畜産物を直接供給すること等により、市民とのふれあい農業を推進し、市内農業を市民の理解と協力を得た都市地域農業への育成を図る。

4 本市農業の本来持つ機能を発揮させ、都市と調和ある農業の展開を図る施策を確立するとともに、市民との交流対策の拡充を図るため農地周辺の美化と農道の緑道化、(仮)市民農業大学の開設及び農業公園の開設等を通じ、都市の中の自然と緑の保全管理を図り、市民に憩いとやすらぎを提供するという視点からも都市と農業が調和しうる対策を図る。

第3 農業施策に関する計画

1 計画の策定

検討委員会は、本実施要綱の第1及び第2を命題とし、具体的施策の計画を策定する。

2 計画の見直し及び変更

検討委員会は、本計画の見直を適宜行い、必要において当該計画の変更を行うものとする。

第4 施策事業の推進

国分寺市農業協同組合長は、計画の策定及びその円滑な実施について検討するため検討委員を委嘱し、検討委員会は、下記の事業を実施する。

(1) 先進地視察

(2) 研修会

(3) その他運営上必要な事業等

第5 提言

検討委員会は、今後の国分寺市の農業確立に関する振興策及び事業計画等を国分寺市農業協同組合に対し提言を行う。

この要綱は、平成3年11月6日から実施する。

国分寺市の農業確立に関する検討委員会実施要綱

平成3年11月6日 要綱第10号

(平成16年4月1日施行)

体系情報
要綱
沿革情報
平成3年11月6日 要綱第10号
平成16年3月31日 種別なし