(趣旨)

第1条　この規則は、母子保健法(昭和40年法律第141号)第14条に基づき、乳児に対して乳児栄養食品を支給することについて必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　この規則の規定により乳児栄養食品の支給を受けることができる乳児は、市内に住所を有する者であって、次の各号のいずれにも該当するものとする。

(支給品目及び支給量)

第3条　この規則の規定により支給する乳児栄養食品は、牛乳に準ずるものであって、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年厚生省令第52号)第2条に規定する調製粉乳とする。

(申請及び承認)

第4条　乳児栄養食品の支給を受けようとする乳児の保護者は、母子健康手帳を提示し、乳児栄養食品支給申請書(様式第1号)により市長に申請し、その承認を受けなければならない。

(変更の届出)

第5条　前条第1項の規定により承認を受けた者(以下「受給者」という。)及び同居の親族は、受給者が次の各号のいずれかに該当するときは、その旨を書面により、速やかに、市長に届け出なければならない。

(支給の中止)

第6条　市長は、受給者が前条第2号、第3号又は第4号に該当するときは、当該事由の生じた月分から母子栄養食品の支給を中止するものとする。ただし、当該月分について既に支給しているときは、当該月の翌月から支給を中止するものとする。

(支給の取消し)

第7条　市長は、偽りその他不正な手段により母子栄養食品の支給を受けた者があるときは、支給の承認を取り消し、既に支給した母子栄養食品の支給に要する経費の全部又は一部の返還を請求することができる。

(台帳の記載)

第8条　市長は、母子栄養食品の支給の承認、中止等を行ったときは、母子栄養食品支給台帳(様式第5号)にその旨を記載し、常にその状況を明らかにしておくものとする。

(委任)

第9条　この規則に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。