中学生の「税についての作文」入賞者発表

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ページ番号 1015073  更新日  令和3年3月17日

 中学生の「税についての作文」募集(主催:全国納税貯蓄組合連合会・国税庁)に立川税務署管内の6市から2,661編の応募がありました。審査の結果、本市から6人が入賞しました。

入賞者(敬称略)

東京国税局管内納税貯蓄組合連合会優秀賞
指田未来(一中)

多摩納税貯蓄組合連合会優秀賞

佐々木陽子(一中)

東京都立川都税事務所長賞

加藤里菜(一中)

国分寺市長賞

杉田真実(四中)

国分寺市教育委員会教育長賞

今井颯斗(二中)

多摩納税貯蓄組合連合会入賞

池田和彦(五中)

国分寺市長賞受賞作品

オリパラ延期と税金 四中 杉田 真実

 私たちの暮らしに関わっている「税金」はどのように使われているのだろうか。学校の教材を買ったり、橋をかけたり、道路を舗装することなど私たちの日々の暮らしを支えてくれたりするもの。母が私や弟の医療費が大人に比べ負担が少ないから助かると話していたこと。消費税が十パーセントに上がったこと。私の中ではそのようなイメージだった。しかし今回、税金に関する作文を書くにあたり、東京オリンピック、パラリンピックにも税金が使われていることを会場整備に関わっている祖父から教えてもらった。
 祖父の話によると、オリパラの資金を集める方法は三つある。一つ目は企業、いわゆるスポンサーからの資金。二つ目は大会を見に来る観客の座席のチケットの売り上げ。そして三つ目が税金である。前の二つで足りなかった分を補っている。
 本来であれば、前述の資金は大会のための運営、会場を造るためなどの大きく分けて二つに使われるはずだった。しかし、コロナウイルス感染症の収束が見えないためオリパラの延期が決まり、会場に関して想定していなかったお金がかかることになった。会場が海の近くだと金属が錆びてしまったり、台風などの災害対策のため、建てたままだと維持が難しく損失が多くなる。そこで、もう半分以上できていた会場を基礎だけを残して一度解体し、また来年に建て直すことに変更したという。新たにお金がかかるが安全のためやむを得ないらしい。
 その不足分の資金をどこから調達するかというと税金になる。スポンサーは来年また付いてくれるか確定はしていないし、チケットの売り上げは座席数が増えないためこれ以上望めない。
 ただ、税金はオリパラだけに充てるわけではないので、想定通りに税金が使えるかどうかが分からない。そこで開会式を短くしたり大会関係者の来日数を減らすという簡素化を検討しているという。これなら限られた税金をうまく使って今までとほぼ変わらない大会が開けるかもしれない。
 「オリンピック、パラリンピック延期」そうニュースで聞いた時はこのように私達の知らないところで税金が動いており、祖父をはじめ多くの大会関係者の方々が力を合わせてこの危機を乗りこえようとしている事など知る由もなかった。
 この作文を書くにあたって税金は私達の暮らしをより良くするために幅広く使われているものだと分かった。まだ私たちは中学生だが、ニュースなどを見た時に「これにはどのくらい税金がかかっているのかな。」と考えることを心掛けようと思う。そして大人になり本格的に税金を納める時に納得して払えるようになりたい。

国分寺市教育委員会教育長賞受賞作品

コロナウイルスと税金 二中 今井 颯斗

 僕の父は居酒屋を経営している。店は五店舗あり、従業員も多く、大きくはないが順調に経営が進んでいた。
 そう、コロナウイルスが来るまでは。コロナウイルスの問題が出て他の飲食店が大変だとされ始めた頃、父の居酒屋も例外でなく窮地に立たされていた。
「こんなウイルスごときに…!」
と、父もかなり苛立っている様子で僕も不安になった。できることがあれば手伝いたいがそんなものはなく、ただ家に籠ってウイルスの終息を願うのみであった。
 そして緊急事態宣言が発令された。父は休業中でもちゃんと従業員に給料を払い、毎日どこかへ出掛けて頑張っていた。その姿は立派であったが、お金がなければいよいよまずいぞという時、一筋の光が差し込んだ。給付金である。事業全般で使える「持続化給付金」や、休業手当の一部を助成してくれる「雇用調整助成金」、家賃を出してもらえる「家賃支援給付金」、他にも「民間金融機関による実質無利子・無担保融資」など様々な給付金を貰った。この給付金も、税金から出ていると知り、私は驚いた。中学生だと消費税くらいしかなじみがなく、震災などの復興金や、道路の補修などで使われているのはぼんやりと知っていたがはっきりと税金が使われているような場面にあったことがなかったためだ。そして、税金の良い使い道と思った。
 普段何気なく払っていた消費税などが、今回のコロナウイルスのような問題と直面したときに、とても役立つのだなと知った。しかし、コロナウイルスの問題はまだ終息していない。父も言っていたが、まだまだきつい状況であることに変わりがなく、お金は足りていない。他の飲食店もそうだ。知り合いの飲食店の店長も売り上げが減っていると嘆いていた。つまりもっと支援が必要ということだ。しかし現状国も苦しい状況で、八方ふさがりである。こんな状況だからこそ皆で一致団結し、うまく経済を回していくことが重要だ。今回調べてみて、税金の難しさ、大切さ、それを支える国の凄さを再認識できた。

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