第1回 宮寺正宜委員(東京むさし農業協同組合国分寺地区統括支店長)

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ページ番号 1016412  更新日  平成29年12月5日

地場産野菜の出張販売を通じた高齢者等の買い物をお手伝い

本多わかば公園での地場産野菜の出張販売

今回は、本多わかば公園で、地場産野菜(こくベジ)の出張販売(週1回)を開始した、宮寺正宜委員(東京むさし農業協同組合国分寺地区統括支店長)にお話を伺いました。

 

野菜の出張販売を始めようと思ったきっかけは何ですか
 重くてかさばる野菜を買いに行くのが大変な高齢の方や、地元の自治会から、近くに直売所がないので出張販売してほしいとの要望を受けました。また、地元の農家からも、この地区に直売所がないとの話がありました。これらが背景となり、採算が取れないことは分かっていましたが、身近な場所に新鮮な野菜を届けたいという思いで、地元の理解や協力を得て開始しました。
 

やってみた感想を教えてください
毎週金曜日の午後に1時間ほど販売しており、20人程度のお客さんがいらっしゃいます。新鮮な地場産野菜が身近な場所で手に入るということで、高齢の方や小さなお子さんがいる方からは好評を得ています。また、お客さん同士で井戸端会議のようなおしゃべりの場が生まれ、交流の輪が広がっています。地域のコミュニティの1つとして活用していただき、よかったと感じています。
 

地域福祉に関して感じることを教えてください
農協は、福祉を主たる目的としている団体ではありませんが、経営理念に「地域に貢献する」があります。農業や金融などの本来の業務を行う際に、地域を意識して、例えば今回のように野菜の出張販売を行ったり、金融業での訪問活動時に見守りの視点を持ったりすることが、支え合えるまちづくりや、地域福祉の輪を広げていくことにつながると感じています。地域の方の声をよく聴いて、必要な人に必要なものやサービスを今後も届けていきたいと考えています。

このページに関するお問い合わせ

健康部 地域共生推進課 地域共生推進担当
電話番号:042-325-0111(内線:566) ファクス番号:042-325-9026
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。