カメ(噛め)ちゃんに聞いてみようQ&A
Q 歯みがきはいつごろから始めればいいですか?
A 歯が生える前からお口の周りや口唇を触られることに慣れておくと良いでしょう。綿棒やガーゼで拭き取ることから始めてもよいですが、上下の前歯が2本ずつ生えてきたら歯ブラシを使うようにしましょう。まずは1日1回、口にさわられて歯ブラシが入ることに慣れていきます。
Q 歯みがき剤はいつから使い始めるのがいいですか?
A フッ化物配合歯磨剤は有効性と安全性が確認されていて広く普及しています。歯が生えた時から積極的に使用しましょう。2歳以下の幼児の使用量は「米粒程度」です。使用方法・保管場所に気を付けて上手に使用してください。
年齢 |
使用量 | フッ化物濃度 | 使用方法 |
---|---|---|---|
歯が生えてから2歳 |
米粒程度 (1~2mm程度) |
1000ppmF(日本の製品を踏まえ900~1,000ppmF) |
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。 ・1000ppmFの歯磨剤をごく少量使用する。歯みがきの後にティッシュなどで歯磨剤を軽くふき取ってもよい。 ・歯磨剤は子どもの手が届かない所に保管する。 ・歯みがきについて専門家のアドバイスを受ける。 |
3歳~5歳 | グリーンピース程度(5mm以下) | 1000ppmF(日本の製品を踏まえ900~1,000ppmF) |
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。 ・歯みがきの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。 ・子どもが歯ブラシに適切な量を付けられない場合は保護者が歯磨剤を出す。 |
6歳~成人・高齢者 |
(1.5cm~2cm程度) |
1500ppmF (日本の製品を踏まえ 1400~1500ppmF) |
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。 ・歯みがきの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。 ・チタン製歯科材料が使用されていても、歯がある場合はフッ化物背後歯磨剤を使用する。 |
Q フッ化物(フッ素)塗布する時期はいつごろからですか?
A 上下の前歯が生えてきたらフッ素塗布を始めましょう。定期的に塗布することをお勧めします。歯科医院や保健センターでは高濃度のフッ化物(フッ素)塗布を行っています。
Q 仕上げみがきはいつまでしたらいいですか?
A 小学生の時期は仕上げみがきが必要です。この時期は乳歯と永久歯が混ざって生えているので本人だけでの歯みがきでは汚れを落としきれません。毎日が難しくても本人みがきの確認と仕上げを上手に組み合わせましょう。
Q 乳歯は生えかわるのでむし歯になっても気にしなくていいですか?
A 乳歯の下にはこれから生えてくる永久歯があります。乳歯のむし歯を放置しておくと永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。歯科医院を受診してください。
Q 指しゃぶりや口呼吸など口の周りの癖はどうして歯ならびに影響するのですか?
A 口の周りにはたくさんの筋肉がついています。筋肉がバランスよく働いて上手に発音したり噛んだりできます。口の周りの癖は筋肉のバランスを崩しやすいので、歯ならびに影響しやすくなります。
Q 学校で歯科検診があるので,むし歯がなければ歯科医院に行かなくてもいいですか?
A 学校の集団検診だけでは歯や口の健康管理は不十分です。それ以外に定期的な健診を受けるかかりつけ歯科医を持ちましょう。
Q 学校の歯科検診でCOと言われました。すぐに受診しなくても大丈夫ですか?
A COは将来穴があくむし歯になる可能性があり,経過観察が必要な歯のことです。歯科医院での適切な指導や定期的なチェックを受けることにより,むし歯のリスクが低くなります。早いうちに歯科医院へ行きましょう
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