本多八幡神社神輿を市重要文化財に指定しました。
教育委員会は、国分寺市文化財保護審議会から市重要文化財の新指定1件について答申を受け、3月25日に告示しました。これにより、市重要文化財の総数は31件になりました。

江戸時代末期、文政3年(1820)に多摩郡一宮村の一宮大明神(現多摩市一ノ宮小野神社)の神輿として造られ、昭和11年(1936)に本多八幡神社へ譲られました。その後は、秋季祭礼における神輿として地区内を渡御するようになりました。
明治32年(1899)と昭和51年(1976)の2回にわたって大きな修繕が行われているため旧状が把握できないものの、記録と伝承による使用年数は200年(令和3年現在)となり、歴史あるものといえます。また、現役の神輿として今日まで使用されている点で、市内の信仰を示す貴重な民俗資料です。
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