通電火災の危険性

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ページ番号 1018580  更新日  令和6年4月4日

通電火災を防ぎましょう

通電火災とは

大地震が発生し停電が起こった後、電気ストーブ等が転倒し引火物等に触れた状態で電気が復旧した際や、電化製品等のコードが断線・損壊した箇所からの漏電で起こる火災のことです。

阪神・淡路大震災と東日本大震災における火災発生原因(原因不明除く)の約6割(通電火災チラシ参照)が通電火災によるものです。通電火災対策を行ない、被害を最小限にとどめ、家族や大切な人の命・家財等を守りましょう。

通電火災を未然に防止するためには

避難時に分電盤のブレーカーを落とし、電力供給の遮断をすることや復旧時に電化製品等のコードに断線・損壊がないか確認することが非常に効果的です。ブレーカーを落とす補助器具の設置検討及び電化製品等の転倒やコードに断線、損壊がないか必ず確認しましょう。

ブレーカーを落とす補助器具とは

通電火災を未然に防ぐためには、「感震ブレーカー」が効果的です。感震ブレーカーとは、一定以上の揺れを感知した場合に電力供給を自動で遮断する器具のことです。感震ブレーカーには、主に4つのタイプがあります。(以下参照)

感震ブレーカー (参考:感震ブレーカー性能評価ガイドライン 大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会)

簡易タイプ

感震機能を持たない分電盤に、揺れを感知したとき、ばねの作動や重りの落下等により電力供給の遮断を補助する器具のことです。器具の取付けにあたり電気工事は不要であり、比較的安価で容易に設置することができます。

市では、感震ブレーカー簡易タイプ(ばね式)のものを木造住宅密集地域の対象者へ支給します。詳しくは、内部リンク「国分寺市感震ブレーカー支給事業」をご覧ください。

コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、当該コンセントからの電力供給のみを遮断する機器のことです。電気工事が必要な埋込型と電気工事が不要なコンセントに差し込むだけのタップ型が市販されています。

また、感震センサー(親機)と通電を遮断するコンセント(子機)が分離され、親機から複数の子機に対して通信により遮断信号を発信し、複数のコンセントにおける電力供給を遮断することが可能なタイプの製品も市販されています。

分電盤タイプ

分電盤に内蔵された内蔵型と分電盤に感震リレーを外付けする後付型の2種類があります。

内蔵型は、分電盤に内蔵されたセンサーによって揺れを感知し、ブレーカーを落として電力供給を遮断するタイプです。

後付型は、感震遮断機能のない既存の分電盤に感震リレーを外付けするものであり、漏電ブレーカーが内蔵されているタイプに増設することができます。増設された感震リレーに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、接続された既設分電盤の漏電ブレーカーを作動させることで電力供給を遮断する仕組みです。

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このページに関するお問い合わせ

総務部 防災安全課 防災まちづくり担当
電話番号:042-325-0111(内線:511) ファクス番号:042-326-3624
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