インフルエンザ患者の増加に注意が必要です
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行します。しかし、近年散発的にインフルエンザが発生しており、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超える状況が続いている下で増加傾向がみられます。今年は第45週(11月4日から11月10日まで)の都内定点医療機関からの患者報告数は1.12と、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超え、都においてもインフルエンザが流行シーズンに入りました。
現在国内で流行している季節性インフルエンザのウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型とB 型(ビクトリア系統)です。流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。インフルエンザは、患者の咳(せき)やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。
今後、本格的な流行が予想されるため、インフルエンザにかからない、感染を広げないために、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等の基本的な感染防止対策を一人ひとりが心がけてください。
インフルエンザ対策のポイント
(1) こまめに手を洗いましょう。
(2) 規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。
(3) 普段から一人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
(4) 室内の換気を行いましょう。また、十分な湿度(概ね50%~60%)を保ちましょう。
(5) インフルエンザワクチンの接種について、かかりつけ医等と相談しましょう。
《咳エチケット》~感染拡大を防ぐために~
○ せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
○ せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
○ せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。
インフルエンザの予防接種について
インフルエンザの情報提供について
東京都問い合わせ先
感染症対策全般に関すること
東京都保健医療局感染症対策部防疫課 03-5320-4088
感染症患者の報告数(感染症発生動向)に関すること
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 03-3363-3213
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このページに関するお問い合わせ
健康部 健康推進課 予防係
電話番号:042-321-1801 ファクス番号:042-320-1181
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