医療費(薬剤費)の適正化に御協力ください

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ページ番号 1014930  更新日  令和5年7月24日

医療費(薬剤費)の適正化に御協力ください

 国民健康保険(以下、「国保」)は、加入者が病気やけがをしたときに安心して治療が受けられるよう、地域の医療保険として支えあう制度です。

 市の国保財政の状況は、加入者の減少に伴う国保税の収入減少や、加入者の高齢化、医療技術の高度化等による医療費の増加など、厳しい運営となっています。限りある医療費を有効活用するため、市民の皆様に御協力いただきたいことを薬剤費にスポットをあててお伝えします。

 令和2年4月~令和3年3月診療分における薬剤費を分析しました。その結果、薬剤費として総額18億799万円の支出があり、そのうち先発品薬剤費は15億2009万円でした。この割合は84.1%です。この先発品薬剤のうちジェネリック医薬品が存在するものは3億1,418万円分でした。これらすべてをジェネリック医薬品に変更した場合、1億2,150万円の削減が可能になります。

 薬剤を変更する場合はかかりつけ医や薬局と御相談の上、御判断ください。

 また、お薬手帳の活用や残薬整理を行うことで、残薬の有効活用・処方内容の調整で薬剤費の削減効果が期待できます。

 今後も医療費の適正化への御協力をお願いします。

ジェネリック医薬品とは

 先発医薬品(新薬)と有効成分、治療学的に同等であると承認された薬で、開発コストが大幅に抑えられるため、新薬に比べて低価格になっています。

 剤形や添加物の工夫がされ、より飲みやすくなっていますが、先発医薬品と比べて体内での吸収が多少異なるため、人によっては体調への影響も考えられます。

 ジェネリック医薬品への切り替えに関しては、医師・薬剤師と御相談のうえ、ご利用ください。

 

このページに関するお問い合わせ

健康部 保険年金課 国民健康保険係
電話番号:042-325-0111(内線:314) ファクス番号:042-325-1380
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。