厚生労働省が普及を目指すバイオシミラー(バイオ後続品)

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ページ番号 1034261  更新日  令和7年5月12日

医薬品は、おもに化学合成という方法で原料を反応させて作りますが、細胞や微生物などを利用して複雑なタンパク質で作られた薬はバイオ医薬品と呼ばれ、糖尿病や貧血などの一部の治療に使われています。

バイオ医薬品は一定量を製造するために大規模な設備が必要となり、同時に高価な原料を使用するため、結果として高額な薬となってしまいます。高額なバイオ医薬品は1人で年間3,000万円以上支払うこともあり、負担の大きさが問題視されていました。

そのため厚生労働省は高額な医薬品の価格を下げるだけでなく、特許が切れたバイオ医薬品をバイオシミラー(バイオ後続品)として他の製薬会社にも製造や販売ができるようにしました。値段は先行品の70%程度で、効果や安全性が同等であることをバイオシミラーの条件としています。医療費削減効果が見込めるとして先行品より値段を下げたバイオシミラーの普及を厚生労働省は目指しています。

詳しくは厚生労働省のホームページでご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

健康部 保険年金課 保険事業推進係
電話番号:042-312-8606 ファクス番号:042-325-1380
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