国分寺市からロケット発射
国分寺市は、日本の宇宙開発発祥の地
昭和30年に国分寺市(当時は国分寺町)で日本初のロケット発射実験が行なわれたのをご存じですか。国分寺市は「日本の宇宙開発発祥の地」です。
ペンシルロケット水平発射実験
昭和30年(1955年)、糸川英夫博士率いる東大生産技術研究所が、国分寺市本町一丁目の南部銃製造所(現早稲田実業学校)で、日本初のロケット発射実験を行ないました。 ロケットの全長が23センチメートルであったことから、「ペンシルロケット」と呼ばれています。
「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰碑 建立
発射実験が行なわれた場所は、現在早稲田実業学校のテニスコートになっています。
平成17年(2005年)にペンシルロケット発射実験50周年を迎え、国分寺市民・早稲田実業学校関係者らの間で、まちづく りの意義と教育資料としての記念碑建立の声が急速に高まり、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会を発足させました。
平成18年(2006年)4月に、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰碑が建立されました。
顕彰碑は早稲田実業学校校門の王貞治記念碑に隣接しています。地下には、漫画家 松本零士氏デザインのタイムカプセルがあり、その中にはJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)が全国の小学生・中学生から募集した「50年後のロケットイラスト」が入っています。ペンシルロケット発射実験から100周年を迎える、2055年に開封される予定です。
宇宙への夢をふくらませて
平成19年(2007年)から、市内で小学生を対象に「水ロケットの製作と記録会」を行なっています。子どもたちは水ロケットの製作・発射実験を通してその原理を学んでいます。
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