平成23年7月29日アメリカの臨界前核実験に対し抗議文を送付しました

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ページ番号 1002789  更新日  平成27年6月12日

 昨年12月と今年2月の2回にわたり、臨界前核実験を行なったとするアメリカ合衆国に対し、非核平和都市を宣言している本市は、以下のとおり抗議文を送付しました。

抗議文(全文)

アメリカ合衆国
バラク・H・オバマ大統領 閣下

抗議文

世界の恒久平和は、人類共通の願いであります。
私たちは、世界最初の核兵器による被爆国の自治体として、核兵器の廃絶と世界平和のために、積極的な役割を果たさなければならないと固く決意しています。
先に新型の核性能実験を実施していたことを明らかにした貴国が、実は昨年12月と今年2月にも、臨界前核実験を実施していたとの報道に接しました。
度重なる貴国の核実験は、閣下自らが行った宣言により、勢いを増した核兵器の廃絶への流れに逆行するものであり、誠に遺憾であるとともに、深い失望を感じています。
国分寺市は、非核平和都市を宣言した自治体として、さらには平和市長会議・日本非核宣言自治体協議会の構成市として、貴国が行った核実験に対し、再度、断固抗議するとともに、貴国が目指すとした「核兵器のない世界」の実現に向け、貴国が主導的役割に努めるよう、改めて強く要請します。


2011年7月29日

日本国 東京都 国分寺市長   星野 信夫

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