太陽の力で走らせよう!ソーラーカー作製ワークショップ(開催後記)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号 1034817  更新日  令和7年10月7日

8月の環境ひろば「太陽の力で走らせよう!ソーラーカー作製ワークショップ」を開催しました

ソーラーカー作製ワークショップ

開催概要

令和7年8月17日(日曜日)の環境ひろばでは、NTT東日本グループの方々を講師に迎え、「太陽の力で走らせよう!ソーラーカー作製ワークショップ」を開催しました。

小学校3~6年生と保護者の皆様にご参加いただき、地球温暖化の現状と再生可能エネルギーについて、ミニ講座とソーラーカー作製・屋外走行を通して、再生可能エネルギーについて楽しく学びました。

地球温暖化と再生可能エネルギーについて学びました

ワークショップの序盤では、再生可能エネルギーについてのミニ講座を行いました。
太陽光は再生可能エネルギーのひとつ。再生可能エネルギーを利用したり、節電節水といった身近な省エネ行動をとることも地球温暖化防止につながる大切なアクションであることを学びました。

参加した子供たちはうなずきながら真剣に耳を傾けていました。

ソーラーカーを作製していきます。子どもたちはもくもくと作業に集中しています。

再生可能エネルギーへの理解が深まったら、次はソーラーカーの組み立てです。

子どもの手のひらサイズのソーラーカー、その部品は3ミリ程度のナットやねじです。細かい作業には苦労しつつも、子どもたちは自分の力で最後まで粘り強く作製に取り組んでいました。

完成したら、まずはハロゲンライトを照らして動作確認です。実はソーラーカーって、LEDの光では動かないんですよ!

子どもたちは自分で作ったソーラーカーが動くのを確認すると、太陽の下で動かすのがぐっと楽しみになったようで、屋外走行場所へ一目散です。

ソーラーカーを屋外で走らせました。天候にも恵まれ、太陽の力で走りました。

いよいよ屋外。太陽の下では走るのか、子どもたちは好奇心と少しの不安が入り混じった表情をしていました。

屋外へ出たとたん、タイヤが勢いよく動き出すソーラーカーも。ハロゲンライトの試走では、ライトをぐっと近くに寄せないと動かなかったのに、遥か遠くの宇宙にある太陽の光で走行するなんて、驚きですね。

スイッチがないので影を作らないと走り続けます。走るソーラーカーを追いかけ、また、手や体で影を作ってソーラーカーを止めるという楽しみ方もありました。薄い雲によって少しでも太陽の光が弱くなると走り出さず、驚いたという感想を発表してくれた参加者もいました。太陽のパワーの偉大さや調整の難しさを実感できる機会になりました。

〈環境ひろば会員との振り返り〉

ワークショップ終了後には、環境ひろばの会員による振り返りの時間も設けました。

「子どもたちが楽しんで再エネを勉強できる機会となり良かった。」
「ワークショップと環境ひろばは分けた方が良い。環境ひろばの運営について、再度整理する必要がある。」
「満員御礼で、好評であった。夏休みの企画として需要にマッチしたのでは。」

といった様々な意見が出されました。

また、市事務局からは以下のように感想を伝えました。
「太陽が雲で遮られればソーラーカーは動かないということを子どもたちが実感していた。わずかな雲の陰りが発電量に影響するので、太陽の光だけでは不安定だということ、太陽光発電は蓄電池とのセットでないと実用が難しいことなど、子どもたちは遊びながら学べたと感じた。」

このページに関するお問い合わせ

まちづくり部 環境経営課 環境経営担当
電話番号:042-312-8663 ファクス番号:042-325-1380
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。