日本脳炎

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ページ番号 1029976  更新日  令和5年3月31日

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスの感染で起こる病気です。人から人への感染はなく、ブタ等の体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。国内では西日本地域を中心に患者が発生していますが、日本脳炎ウイルスは西日本を中心として日本全体に分布しています。飼育されているブタにおける日本脳炎の流行は毎年6月から10月頃まで続きますが、この間に、地域によっては約80%以上のブタが感染しています。

日本脳炎は、感染後、7~10日の潜伏期間を経て、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示すウイルス性の急性脳炎です。日本脳炎に感染した人のうち、髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいますが、100~1,000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎にかかった時の致命率は約20~40%であり、治った後に神経の後遺症を残す人が多くいます。

定期予防接種の方法

種類

接種対象年齢 接種回数 接種方法 接種間隔

日本脳炎

一期

生後6か月~7歳6か月未満

(標準的には初回を3歳、追加を4歳で接種)

初回2回 皮下 6日以上(標準的には6~28日)
追加1回

初回終了後6か月以上

(標準的には概ね1年を経過した時期に接種)

二期

9歳~13歳未満

(標準的には9歳で接種)

1回

<特例対象者>

積極的勧奨差控え時期(平成17年度~21年度)に接種機会を逃した方は下記のとおり定期接種として接種することができます。

対象者 定期接種対象期間 接種回数 接種方法 接種間隔
平成15年4月2日~平成19年4月1日生まれの者 20歳未満

不足回数分

(最大4回)

皮下

【平成23年5月20日までに全く接種を受けていない場合】

1回目及び2回目の接種として6日以上、標準的には6~28日の間隔をおいて2回接種。3回目の接種として、2回目の接種後6か月以上、標準的には概ね1年を経過した時期に1回接種。4回目の接種として、3回目終了後、6日以上の間隔をおいて1回接種。

【平成23年5月20日までに1回以上の接種で4回の接種を完了していない場合】

6日以上の間隔をおいて未接種回数分を接種する。

 

予診票・個別通知

<第1期>

生まれた月の翌月下旬に国分寺市民の方には、予防接種予診票つづり(予防接種手帳)を郵送していますので、そちらより切り取ってご使用ください。転入や紛失等で予診票がお手元にない方は、健康推進課窓口に母子健康手帳をもって、お越しください。郵送希望の場合は、健康推進課までお問い合わせください。

また、3歳になる誕生月の下旬に国分寺市民の方には、勧奨はがき(標準的な定期接種対象年齢になったことをお知らせする個別通知)を送付します。勧奨はがきが届く前でも、生後6か月を迎えている方は、接種することができます。

<第2期>

9歳の誕生月下旬に国分寺市民の方には、予診票を郵送します。転入や紛失等で予診票がお手元にない方は、健康推進課窓口に母子健康手帳をもって、お越しください。郵送希望の場合は、健康推進課までお問い合わせください。

<特例対象者>

18歳になる日の属する年度に国分寺市民の方には、勧奨通知(特例対象となる二期相当分の接種(4回目の接種)が完了していないことをお知らせする個別通知)を送付します(予診票1枚含む)。

転入や紛失等で予診票がお手元にない方は、健康推進課窓口に母子健康手帳をもって、お越しください。郵送希望の場合は、健康推進課までお問い合わせください。また、特例対象となる一期相当分の接種(1~3回目の接種)が完了していない方で、予診票がお手元にない方についても、同様に、健康推進課窓口にお越しいただくか、お問い合わせください。

(注釈)被接種者が成人している(18歳以上)場合、予診票発行申込は、原則ご本人様申込となります。

ワクチンの副反応

医療機関から副反応の疑い例として報告されたうちの重篤症例の発生頻度は、0.00073%です。

このページに関するお問い合わせ

健康部 健康推進課 健康推進係
電話番号:042-321-1801 ファクス番号:042-320-1181
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。