21　市議会議長会とは（令和6年2月1日号掲載）

　全国市議会議長会は、全国の市・東京都特別区815団体の議長により構成される組織で、地方自治の本旨に沿い都市の興隆発展を図ることを目的としています。
　全国市議会議長会は、地方六団体（注釈）の一つであり、地方自治法で定める全国的連合組織に位置づけられています。全国的連合組織である全国市議会議長会は、地方自治に影響を及ぼす法律、政令その他の事項に関し、内閣に対する意見の申出や国会への意見書の提出を行うことができます。
　全国市議会議長会には関東などの9つの地方部会が設けられ、地方部会内には都道府県ごとの支部が置かれています。国分寺市議会議長は、地方部会である関東市議会議長会、その支部である東京都市議会議長会に属しています。
　東京都市議会議長会は、東京都26市の市議会議長で組織され、令和5年度は、国分寺市議会議長が会長を務めています。
　東京都市議会議長会では、市議会の制度・運営に関する調査研究や議員・事務局職員の研修などを行っています。また、関係機関への要望等を議案として関東市議会議長会へ提出しています。その議案が関東市議会議長会で議決されると、全国市議会議長会へ提出され、審議のうえ全国市議会議長会が設置する委員会などを通して関係機関へ伝えられます。
（注釈） 地方六団体とは、全国知事会、全国市長会、全国町村会、全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会です。