武蔵多喜窪遺跡第一号住居跡出土品一括【国指定重要文化財】

国指定重要文化財(考古)西元町一町目(国分寺)・東京国立博物館
多喜窪遺跡は、昭和24年(1949)から翌年にかけて調査され、縄文・奈良・平安時代の住居跡が見つかりました。この調査の出土品のうち土器12点、石器8点、土偶1点、耳飾り1点が、縄文時代中期の生活状況を知る良好な資料として重要文化財に指定されました。
土器は縄文時代中期前半の勝坂式土器で、この様式は力強く、豪華で優れたものが多く、なかでも蛇身装飾された大きな環状把手を持つ深鉢形土器は、勝坂式の特徴がよく表われています。
こちらの土器一式は、東京国立博物館で展示されています。(2022.10月時点)
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