令和4年1月年頭にあたって

令和4年1月　年頭にあたって

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

一昨年から続く新型コロナウイルス感染症は、夏の第5波をピークアウトとして、これまでのところ新規感染者数は減少しており、国や都における行動制限も緩和されています。これも皆様の継続した感染拡大防止対策や新型コロナワクチン接種の効果ではないかと考えています。
一方で、南アフリカで新たな変異株が検出され、国内においても感染が確認されるなど新たな懸念も生じています。引き続き基本的な感染防止対策にご協力をお願いします。

国においては感染拡大防止と社会経済活動再開に向けて様々な対策を示しています。市としては、ワクチンの3回目の追加接種、また18歳以下の子育て世帯や住民税非課税世帯への現金給付事業等、準備をしっかり進めてまいります。
加えて市の独自事業として先月よりプレミアム率30％の国分寺市プレミアム付商品券を販売しました。市内事業者への支援にもつながりますので、ぜひ多くのお店でご利用ください。

さて、本年は武蔵国分寺跡が国史跡の指定を受けてから百年を迎えます。この節目の年に記念事業を検討しており、事業を通じて市内外へ発信し、また次の百年につなげていきたいと思っています。
奈良・聖武天皇の時代に天災や伝染病の流行で悩まされていた国家を仏教の力で鎮護しようと全国に国分寺が建てられました。
まさに当時と想いを同じくして、私も新型コロナの収束を願いつつ、市民の皆様が安心して暮らせるまちを実現するべく本年も全力を尽くしてまいります。

また、昨年制定した「すべての人を大切にするまち宣言」に則り、共生社会の実現に向け施策を着実に推進してまいります。