陳情第5-3号 小中学校に特化した食育の指針の策定を求める陳情

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ページ番号 1031328  更新日  令和5年12月5日

陳情第5-3号

 

小中学校に特化した食育の指針の策定を求める陳情

 

受理年月日 令和5年11月8日

 

陳情の要旨

この陳情は、市民、とりわけ義務教育の子どもたちの心身の発達のために必要と思われる、食育の指針策定を求めるものです。

近隣の自治体を見たとき、小金井市、西東京市などで「食育推進計画」と、食育に特化した計画を立てており、項目も充実しています。

国分寺市でも「国分寺市健康増進計画実施計画(後期)」の中で食育の項目がありますが、学校給食に関しては37番に小学校について記述があるのみで、中学校での食育については触れられていません。

東京都の「東京都食育推進計画~持続可能な社会・東京の実現に応える食育の推進~(令和3年度~令和7年度)」の方向性では、学校での食育活動を推進する((2)-1)、学校給食や授業を通じて食育を進める(施策(2)-1-1)などの方向性が示されています。さらに東京都の「令和3年度東京都における学校給食の実態」によりますと、国分寺市では、小学校では行事給食、選択給食のほか、生活科、理科など教科に関連した食育が行われていますが、中学校での食育の報告は給食の時間以外ありません。当会で令和5年4月に行った給食のアンケートでは「食べる時間が足りない」という回答が多く、その時間内で行われた食育は何なのか、おもんぱかられます。

中学生にとって、心身の成長が著しい時期に、栄養をしっかり取ることは重要です。同時に、食べるという五感を駆使した作業に、学びが結びつくすばらしい体験の機会を与えていない現状は、義務教育において許容されることではなく、早急に改善しなければなりません。

したがって、以下の内容を求めます。

 

陳情事項

1 全ての市民を対象とする食育の指針に「健康増進計画」が該当するのであれば、その義務教育の学齢期(7歳~15歳)の内容に、中学校における食育目標を明記し、具体的な計画を立ててください。

2 義務教育である小中学校の食育に特化した食育の指針を策定してください。

3 上記の策定に当たっては、栄養や教育、持続可能な社会づくりに向けて、専門家と、市民参加の場で策定してください。

 

このページに関するお問い合わせ

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